ビオトープを見たら、水面や壁面がびっしり緑色に……そんな経験はありませんか?
Biotope World Studioでも今年の梅雨入り前後から藻の大量発生を確認。メダカたちへの影響が心配になり、対策を本格的に始めました。
このシリーズでは「藻の種類の見分け方」から「除去方法」「予防策」まで、実体験をもとに全5回でまとめていきます。
ビオトープに発生する藻の主な種類
ひと口に「藻」といっても種類はさまざまです。対処法が異なるので、まず見分けることが大切です。
① アオミドロ(糸状藻)
緑色の細い糸が絡まったような見た目。水草や容器の壁面にモジャモジャと付着します。触るとぬるっとした感触。最もよく見られるタイプです。
② コケ(付着藻類)
容器の内壁や石に緑や茶色の膜状に付着します。薄く広がるタイプは「ガラスコケ」とも呼ばれます。
③ グリーンウォーター(植物プランクトン)
水全体が緑色に濁った状態。植物プランクトン(クロレラ等)が大量繁殖しています。メダカの稚魚育成に使われることもあり、一概に「悪」とは言えません。
④ アオコ(ラン藻)
水面に青緑色のペンキのような膜が張ります。悪臭を放つことがあり、毒素を産生する種も。メダカへの影響が大きいので要注意です。
藻が大量発生する主な原因
原因① 光が当たりすぎている
藻は光合成で増えます。1日8時間以上の直射日光が当たると爆発的に増殖します。梅雨明け後の強い日差しが特に危険です。
原因② 栄養過多(富栄養化)
食べ残しのエサ・フン・枯れ葉が分解されると窒素・リンが増加。これが藻の養分になります。
原因③ 水の流れがない
止水環境のビオトープは特に藻が繁殖しやすい。水が動かないと栄養が局所的に蓄積します。
原因④ 梅雨の高温多湿
25〜30℃の水温は藻にとって最適な繁殖環境。雨による有機物の流入も重なり、梅雨は特に大量発生しやすい時期です。
Biotope World Studioの今年の状況
今年は6月に入って気温が上昇し、60Lトロ舟のメダカ容器でアオミドロが急増。水面の3割を覆う状態になりました。メダカ自体は元気ですが、稚魚容器への影響が心配なため対策を開始しています。
次回はアオミドロの具体的な除去方法をご紹介します。
Biotope World Studioでは今年もメダカの品種管理と繁殖を続けながら、販売に向けた準備を進めています。
これからも https://garden.wantilu.com で、
植物の成長記録やビオトープ情報、園芸ライフを発信していきます🌿
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