「わんこのマイガーデン図鑑3 パンジー・ビオラで彩る!

花の特徴
パンジーとビオラは、どちらもスミレ科スミレ属の植物で、秋から春にかけて花を咲かせます。 花の色や模様が豊富で、可愛らしい印象があります。 パンジーは花径が5cm以上、ビオラは3cm以下とされていますが、近年は品種改良が進み、区別が曖昧になってきています。 どちらも寒さに強く、比較的育てやすいのが特徴です。 花色は、紫、青、黄、白、オレンジ、赤などがあり、 ブロッチと呼ばれる模様が入るものや、フリル咲き、八重咲きなどもあります。
科・属性
スミレ科スミレ属
タイプ
一年草(秋まき一年草)
背丈
15~30cm程度
種まき
種まきは9月下旬~10月上旬頃に行います。 発芽温度は15~20℃程度で、直まきかポットまきで育てます。 種まき後は、土が乾かないように水やりを行い、発芽したら日当たりの良い場所に移動させます。 種まき用土は、保水性と通気性に優れたものを選びましょう。 発芽後は、間引きを行い、本葉が4~5枚になったらポットに植え替えます。
植え付け方法

プランター
- プランターは深さ15cm以上、幅30cm以上のものを選びましょう。
- 用土は、市販の培養土か、赤玉土、腐葉土、堆肥などを混ぜたものを使用します。
- 植え付け間隔は15~20cm程度が目安です。
- 植え付け後は、たっぷりと水を与えましょう。
地植え
- 日当たりと水はけの良い場所を選びましょう。
- 植え付け前に、堆肥や腐葉土を混ぜて土壌改良を行いましょう。
- 植え付け間隔は20~25cm程度が目安です。
- 植え付け後は、たっぷりと水を与えましょう。
水遣り
- 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。
- 冬は乾燥しやすいので、特に注意が必要です。
- 雨の日や、雨上がりの直後は、水やりを控えましょう。
- 水やりは、午前中に行うのがおすすめです。
置き場所
- 日当たりの良い場所を好みます。
- 日陰でも育ちますが、花付きが悪くなることがあります。
- 風通しの良い場所が適しています。
肥料
- 植え付け前に、元肥として緩効性肥料を施しましょう。
- 生育期間中は、月に1~2回、液体肥料を与えましょう。
- 開花期間中は、リン酸分の多い肥料を与えると、花付きが良くなります。
開花時期
10月~5月頃
種の採取
種を採取する場合は、花が咲き終わってから、種が十分に熟してから行います。 種は、茶色く変色し、カラカラになったら採取できます。

害虫とその対策
- アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジなどがつきやすいので、見つけ次第駆除しましょう。
- 病気では、灰色かび病、うどんこ病などが発生することがあります。
- 殺虫剤や殺菌剤を適切に使用して対策しましょう。
- 害虫予防には、コンパニオンプランツを植えるのも効果的です。
季節ごとの管理方法
- 秋 種まき、植え付けの適期です。
- 冬 霜よけ対策を行い、水やりは控えめにしましょう。
- 春 花がら摘みをこまめに行い、肥料を与えましょう。
- 夏 高温多湿を避け、風通しの良い場所で管理しましょう。
ガーデニングのおすすめアイテム
園芸用ハサミ: 花がら摘みや、切り戻しに便利です。
ハンギングバスケット
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