わんこのマイガーデン図鑑1トレニアの育て方

トレニア

はじめに

わんこのマイガーデンでは花の育て方をまとめて図鑑にしていきます。
 毎年同じ季節に同じ花を植えるので、成功例と失敗例を追加していきます。そして、毎年安定した花の有るお庭を目指します!

トレニアの育て方

トレニアは、夏の花壇を彩る人気の植物ですね。小さな花が可愛らしく、初心者でも育てやすいことから、多くの方に愛されています。

トレニアの育て方のポイント

  • 日当たり
    • 4月から11月までは風通しの良い日なたで管理します。
    • 夏の強い日差しは苦手なので、7月から8月は半日陰に移すと良いでしょう。
  • 水やり
    • 土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
    • 特に夏場は乾燥しやすいため、こまめな水やりが大切です。
  • 肥料
    • 生育期には、緩効性肥料を定期的に与えます。
    • 花が咲き始めたら、液肥を併用するとより花付きがよくなります。
  • 植え替え
    • 毎年植え替えるのがおすすめです。
    • 根詰まりを防ぎ、生育を促します。
  • 剪定
    • 花後や株が込み合ってきたら、切り戻しを行うと、わき芽が出て花がたくさん咲きます。

トレニアの育て方詳細

種まき

時期は5月が最適で、日当たりがよく、風通しの良い場所を選びましょう。室内で種まきをする場合は、明るい窓辺などがおすすめです。

種まきの準備
  • 用土: 種まき専用の土を使用するか、市販の培養土に川砂を混ぜて使用します。
  • 容器: 種まき用のポットやトレー、または深めの鉢などを使用します。
  • その他: スプレーボトル、ピンセット
種まきの手順
  1. 容器の準備: 容器に種まき用の土を入れ、軽く湿らせておきます。
  2. 種まき: 種が細かいので、ピンセットを使って一つずつ丁寧に蒔きます。種は土に埋めるのではなく、土の上に置くようにします。種が細かいので、均一にまくのが難しい場合があります。種と種の間隔を空けて、なるべく広い範囲に蒔くようにしましょう。
  3. 覆土: 種の上に薄く覆土するか、覆土せずに軽く押さえるだけで大丈夫です。
  4. 水やり: スプレーボトルを使って、霧状の水を優しくかけます。種まき後、土が乾燥しないように注意します。
  5. 管理: 発芽するまでは直射日光を避け、暖かい場所で管理します。乾燥を防ぐため、こまめに霧吹きで水やりをします。発芽適温は20~25℃です。温度が低いと発芽が遅れることがあります。
発芽とその後
  • 発芽: 温度が適切であれば、約1週間で発芽します。
  • 間引き: 本葉が2~3枚になったら、間引きをして株間を3cmほどにします。
  • 植え替え: 本葉が5~6枚になったら、ポットに植え替えます。

い。

植え付け

  • 時期: 4月~8月
  • 用土: 水はけの良い、有機質に富んだ土が適しています。市販の培養土でも問題ありません。
  • 植え付け方: 根鉢を崩さないように注意して植え付けます。

お店では早い時期に苗が出回るので4月くらいから植え付け可能ですが種から育てる場合は5月頃に種蒔きなのでそれ以降に成ります!

水やり

  • 頻度: 土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
  • 注意点: 夏場は特に乾燥しやすいため、こまめな水やりが大切です。

肥料

  • 種類: 緩効性肥料、液肥
  • 頻度: 生育期に、緩効性肥料を1ヶ月に1回程度、液肥を週に1回程度与えます。

剪定

  • 時期: 花後や株が込み合ってきた時
  • 方法: 花がら摘みと、株全体を1/3程度に切り戻します。

種の採取

トレニアの種を採取して、翌年も楽しむのは、ガーデニングの醍醐味の一つです。時期は花が枯れて、実が茶色く乾いてきた頃が最適です。一般的に、秋頃に種が熟します。

種の採取方法
  1. 実の確認: 花が枯れた後にできる実が、茶色く乾いてきたら収穫のサインです。実がまだ緑色だったり、柔らかかったりする場合、種が未熟なため発芽しないことがあります。
  2. 実の取り出し: 実を優しくつまんで、種をこすり出すようにして取り出します。トレニアの種はとても小さいので、こぼれないように注意しましょう。実が熟しすぎると、風などで種がこぼれてしまうことがあります。
  3. 乾燥: 取り出した種は、新聞紙の上などで十分に乾燥させます。
  4. 保存: 乾燥した種は、涼しく乾燥した場所で、密封容器に入れて保存します。

種を採取する際の注意点 F1種など、一代交配種の場合は、種を採取しても親と同じ花が咲くとは限りません。病気に感染している株から採種すると、翌年も同じ病気が発生する可能性があります。

種の保存方法
  • 涼しく乾燥した場所: 冷蔵庫の野菜室などが最適です。
  • 密封容器: 小さい瓶やジップロックなどの密封容器に保存します。
  • 乾燥剤: 乾燥剤を入れると、より長く保存できます。
  • 一般的に、種は1年~2年が保存の目安です。

病害虫

  • 病気: 特にありません。
  • 害虫: アブラムシ、ハダニなどがつくことがあります。

トレニアの種類

トレニアには、さまざまな品種があります。

  • 一年草: 一般的なトレニアで、一年で寿命を迎えます。
  • 多年草: 寒さに強く、多年草として育てることができます。

トレニアの増やし方

  • 種まき: 5月頃に種をまくと、夏前から花を咲かせます。
  • 挿し芽: 春か秋に行うと、簡単に増やすことができます。

トレニアの育て方に関するQ&A

  • 冬越しはできますか? 一年草のトレニアは冬越しできません。多年草のトレニアは、室内で管理すれば越冬可能です。
  • 花が咲かないのはなぜですか? 肥料不足、日照不足、水やり不足などが考えられます。
  • 葉が黄色くなるのはなぜですか? 根詰まり、肥料過多、病気などが考えられます。

まとめ

 トレニアは、初心者でも育てやすく、初夏から秋まで長く楽しめる植物です。次々と咲くので毎日花を見ることが出来ます。
 一定の期間で切り戻しをした方が良いので数個のプランターで育て切り戻しの時期をずらす事で毎日花を見ることが出来ます!
 そして、トレニアの種採取は、少し手間がかかりますが、自分で育てた株から種を採取し、翌年も花を咲かせるのは、とても楽しいものです。上記を参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

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