梅雨が来る前に、メダカのために少しだけ準備しておきましょう。
Biotope World Studioでは今年(2026年)も針子から稚魚を育てています。春の産卵シーズンを乗り越えたメダカたちが元気に泳ぐいまこそ、梅雨対策を済ませておくタイミング。
雨は水位・水温・pHを急変させます。大人のメダカなら多少の変化に耐えられますが、針子や稚魚は一晩で全滅することもある。今回は梅雨入り前に必ずやっておきたい対策を5つにまとめました。

容器のオーバーフロー対策
梅雨の長雨が続くと、トロ舟や睡蓮鉢の水位は予想以上に上昇します。水が溢れると稚魚が容器の外へ流出します。
対策
- 容器の縁から水面まで最低5〜7cmの余裕を作っておく
- オーバーフロー穴に布切れや鉢底ネットを巻いて、水だけ逃がす仕組みを作る
- Biotope World Studioでは60Lトロ舟に布製フィルターを巻いたオーバーフロー口を設置済み
針子・稚魚を雨の当たらない場所へ移す
雨水が直接容器に入ると、pHと水温が急変します。孵化後2週間以内の針子はこの変化に耐えられないことが多い。
Biotope World Studioの方法
- 孵化後1ヶ月以内の稚魚は玄関軒下など屋根のある場所に移動
- 容器は100均のコンテナ(2〜3L)で十分
- グリーンウォーターで育てている場合も、雨除けがあれば屋外可
雨の日はエサやりを控える
雨天・曇天が続くと水温が下がり、メダカの消化機能が低下します。食べ残しがそのまま残ると水質悪化の原因になります。
目安
- 水温15℃以下:エサやりを休む
- 雨が続く日:量を通常の半分以下に減らす
- 晴れた日の午前中に数回に分けて与える
底のゴミ掃除(全体の1/3まで)
春〜初夏に蓄積した有機物が梅雨の高温で一気に分解されると、アンモニア濃度が急上昇します。
注意点
- スポイトや底面プロホースでそっと吸い取る
- 一度に吸い出す水量は全体の1/3以内にとどめる
- 完全に透明な水を目指すのはNG——バクテリアも除去してしまう
ボウフラ対策(メダカのいない容器に注意)
梅雨期は蚊の発生ピーク。メダカがいるビオトープ本体は問題ありませんが、稚魚専用の小容器・バケツ・空きトレイはボウフラの温床になります。
対策
- メダカのいない水容器はすべて蓋またはネットで覆う
- 稚魚が1cm以上に育ったら、その容器に親メダカを1〜2匹入れる
- 屋外の受け皿・バケツの水は毎日確認して捨てる
まとめ:梅雨前チェックリスト
| 作業 | タイミング | 優先度 |
|---|---|---|
| オーバーフロー対策 | 梅雨入り1〜2週前 | ★★★ |
| 針子・稚魚を屋根下へ移動 | 梅雨入り前 | ★★★ |
| 雨の日のエサやりルール確認 | 梅雨入り前 | ★★★ |
| 底のゴミ掃除(1/3まで) | 晴れた日に少量ずつ | ★★☆ |
| ボウフラ対策(空き容器除去) | 梅雨入り前後 | ★★☆ |
春に生まれたメダカたちを梅雨も夏も無事に育てるために——少しの準備で、ビオトープは応えてくれます。
Biotope World Studioでは今年もメダカの品種管理と繁殖を続けながら、販売に向けた準備を進めています。
これからも https://garden.wantilu.com で、
植物の成長記録やビオトープ情報、園芸ライフを発信していきます🌿
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