「ラメメダカにはどんな種類があるの?」「キラキラ輝くラメを出すにはどうすればいい?」そんな疑問にお答えします。
Biotope World Studioでは金ラメ・黒ラメ(レインボー系)・三色ラメを中心に繁殖・選別を行っています。実際に飼育して気づいた品種ごとの特徴と、色揚げ・系統固定化のコツを詳しく紹介します。
ラメメダカとは?
ラメメダカとは、体表にキラキラと輝くラメ鱗(グアニン結晶)を持つメダカの総称です。光の当たり方によって虹色・金色・銀色に輝き、観賞魚として非常に人気が高い品種群です。
ラメメダカは体外光(背中の光)との掛け合わせで多彩なバリエーションが生まれており、毎年新しい品種が登場しています。
ラメメダカの主な種類と特徴
①金ラメメダカ
オレンジ〜金色の体色に金色のラメが散りばめられた品種。ビオトープに入れると日光に当たってキラキラ輝く様子が美しく、Biotope World Studioの主力品種のひとつです。
特徴:丈夫で繁殖しやすい。初心者にもおすすめ。同じ「金ラメ」でも「黄色寄り(黄金系)」と「赤寄り(オレンジ系)」が混在しやすく、系統を分けることで品種として確立できます。
②黒ラメメダカ(レインボー系)
黒または濃い体色に七色(レインボー)に輝くラメが乗る品種。Biotope World Studioでは黒ラメから体色が薄れてレインボー化する個体も観察されており、個体差が楽しめます。
特徴:光の角度によって色が変わる虹色ラメが最大の魅力。黒ラメは他の遺伝子に負けやすいため、混泳は避け単独水槽での管理が必須です。
③三色ラメメダカ
白・黒・朱色の三色模様にラメが乗る品種。柄の出方が個体ごとに異なるため「一期一会」の楽しさがあります。選別の手間はかかりますが、良い柄の個体は高値で取引されます。
特徴:柄の固定が難しく、繁殖の腕が試される品種。
④幹之×ラメ(体外光ラメ)
背中に体外光(フルボディ)を持ちつつラメも輝く、現在最もトレンドの品種群。見た目の豪華さは最高レベルです。
色揚げで輝きをアップさせるポイント
ラメメダカの輝きを最大化するには色揚げが重要です。
- 日光に当てる:直射日光が6時間以上当たる屋外飼育がベスト。室内では紫外線ライトを活用
- 黒容器で飼育する:背景が黒いと体色が引き締まりラメが際立つ。Biotope World Studioでは黒のNVボックスを使用
- 色揚げ餌を与える:カロテノイドを含む専用餌(キョーリンひかりメダカ・色揚げ用など)を1日2回
- 水質を安定させる:グリーンウォーターはラメ系の色揚げに効果的
▶ 色揚げと選別の実体験はこちら:メダカ水槽の色と選別で激変!色揚げ&繁殖率アップの実体験
系統固定化の進め方
ラメメダカを「ただ飼う」から「系統を作る」へ進むと、飼育の楽しさが一段階上がります。異なる系統を混泳させたままでは世代を重ねるごとに特徴がばらけるため、表現別に分けて管理することが品質安定の鍵です。
- 色味・ラメ量が揃った個体をピックアップして選別する
- 同系統のオス・メスを別水槽(別容器)で繁殖させる
- F1(第一世代)から再び選別を繰り返す
- 3〜4世代かけて表現を固定化していく
容器を分けるひと手間が、将来的な販売・品質向上につながります。
ラメメダカの繁殖ポイント
ラメメダカを繁殖させる際の注意点です。
- 系統を分けて管理する:金ラメ・黒ラメは混泳させると特徴が薄れます。Biotope World Studioでは各系統を別容器で管理しています
- 産卵環境を整える:水温25〜28℃・日照12〜14時間が産卵の安定に有効。管理が整うと1日20〜50個の卵を確保できます
- 良い個体を親魚に選ぶ:ラメの多い・色の濃い個体を選別して親魚にすると、子世代のラメが増える傾向があります
- 稚魚は明るい場所で育てる:幼少期からしっかり光を当てることで成魚時のラメが多くなります
▶ 産卵時期・繁殖の始め方:メダカの産卵時期と繁殖の始め方|水温・日照・環境の整え方
▶ 卵の採取・管理方法:メダカの卵の採取・水換え方法|孵化率を上げる期間管理の完全ガイド
▶ 稚魚(針子)の育て方:メダカ稚魚の育て方|孵化後の餌・水換え・生存率を上げるコツ
Biotope World Studio 実体験レポート
Biotope World Studioでは金ラメ・黒ラメ・虹ラメを実際に系統管理しながら繁殖に取り組んでいます。暗い環境と明るい環境でのメダカの色の違い、黒ラメが薄れて虹色化した経緯、系統固定化に向けた実際の選別方法など、リアルな実体験を以下の記事で紹介しています。
▶ 【主夫ライフ】メダカを”分けたら”変わった!色揚げ・繁殖率アップの実体験記|ハッピー主夫ライフ
まとめ
ラメメダカは種類が豊富で、育てる楽しさと観賞の美しさを兼ね備えた品種群です。金ラメは初心者に、黒ラメ・三色ラメは中〜上級者向けの楽しみ方ができます。
- 金ラメ:丈夫で飼育しやすい、系統固定化で黄金系・オレンジ系に分けられる
- 黒ラメ:遺伝的に繊細。単独水槽管理が必須
- 三色ラメ・幹之ラメ:中〜上級者向けの楽しみ方
- 色揚げは「黒容器+日光+専用餌」の三本柱
- 系統固定化が品質安定・販売展開への次のステップ
Biotope World Studioでは2026年夏に向けて金ラメ・赤系・黄金系の品種を販売予定です。品種の在庫や詳細はInstagramまたは公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
※本記事の内容は、わんこ個人の飼育記録と調査に基づいています。
これからも https://garden.wantilu.com で、
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