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癒しの緑「ガジュマル」の育て方
今回は、愛らしいフォルムと育てやすさで人気の観葉植物、ガジュマルについて徹底解説します。
沖縄の妖精「キジムナー」が宿るともいわれるガジュマル。その魅力と、わんちゃんとの共生も考えた育て方を紹介します。
ガジュマルってどんな植物?
ガジュマルの特徴
ガジュマルは、熱帯から亜熱帯地域に自生するクワ科イチジク属の常緑高木です。最大の特徴は、太くユニークな気根(きこん)が地中に伸び、まるでタコの足のように地面を這う姿。
この気根が、時間が経つにつれて肥大化し、個性的な樹形を作り出します。幹や枝から気根が垂れ下がり、それが地面に到達すると新たな幹となる「絞め殺し植物」の一面も持ち合わせています。
葉は光沢のある卵形で、濃い緑色をしており、年間を通して美しい姿を楽しめます。観葉植物として流通しているものは、卓上に置ける小さなものから、人の背丈を超えるような大型のものまで様々です。
その生命力の強さと独特の樹形から、インテリアグリーンとして非常に人気があります。
ガジュマルの名前の由来
ガジュマルという名前は、沖縄の方言に由来すると言われています。「風を守る木」を意味する「風守(かぜまもる)」や、曲がりくねった根っこを指す「絡まる(からまる)」が語源とされており、その特徴をよく表しています。
また、学名の「Ficus microcarpa」の「Ficus」はイチジク属を意味し、「microcarpa」は小さな実をつけることを意味しています。自生地では、小さな実をつけ、その実を鳥が食べることによって種子が運ばれ、生育範囲を広げていきます。
ガジュマルの歴史
ガジュマルは、主に熱帯アジア、オーストラリア、太平洋諸島などが原産地とされています。日本には、沖縄県の八重山諸島や与論島などに自生しており、昔から人々の生活に密着した存在でした。
沖縄では、ガジュマルの木には「キジムナー」という妖精が宿ると信じられており、福をもたらす木として大切にされてきました。その生命力の強さから、防風林や街路樹としても利用されてきました。
観葉植物として一般に広まったのは比較的近年ですが、その個性的な樹形と育てやすさから、瞬く間に人気を集め、今では多くの家庭やオフィスで愛されています。
ガジュマルの魅力
ガジュマルの最大の魅力は、やはりその独特で個性的な樹形にあります。一本一本異なる幹の曲がりや、たくましく伸びる気根は、まるで生き物のような躍動感を感じさせます。
どんなインテリアにも馴染みやすく、置くだけで空間にアクセントを加えてくれます。また、生命力が強く、比較的育てやすいことも大きな魅力です。初心者の方でも枯らすことなく育てやすいので、初めての観葉植物にもおすすめです。
さらに、沖縄では精霊が宿るとされ、縁起の良い木としても知られています。日々の成長を見守る楽しさや、緑がもたらす癒し効果も、ガジュマルの大きな魅力と言えるでしょう。

主な品種
ガジュマルにはいくつかの品種がありますが、観葉植物として流通しているものの多くは、フィカス・マイクロカルパ(Ficus microcarpa)とその園芸品種です。
- パンダガジュマル(Ficus microcarpa ‘Panda’)
一般的なガジュマルよりも葉が丸みを帯びていて、よりかわいらしい印象です。流通量は少なめですが、愛好家には人気があります。
ガジュマル早見表
項目 | 内容 |
科・属名 | クワ科イチジク属 |
タイプ | 常緑高木(観葉植物としては多年草として扱われる) |
植える時期 | 5月~9月頃(生育期) |
開花時期 | 屋内栽培では稀。自生地では不定期に小さな実をつける。 |
育てる場所 | 日当たりの良い場所(半日陰でも可)。屋内で管理が基本。 |
肥料 | 春~秋の生育期に緩効性肥料を2か月に1回程度。液肥なら2週間に1回程度。 |
耐寒性 | 比較的弱い(最低5℃以上推奨) |
花言葉 | 健やか、健康、長寿、幸福、多幸の木 |
ガジュマルの育て方:基本のポイント
ガジュマルは丈夫な植物ですが、いくつかポイントを押さえることで、より元気に美しく育てることができます。
育て方のポイント
日当たり(プランターは置く場所)
ガジュマルは日当たりを好む植物ですが、直射日光に長時間当たると葉焼けを起こすことがあります。特に夏の強い日差しには注意が必要です。
理想的なのは、レースのカーテン越しのような、やわらかい日差しが当たる場所です。全く日当たりのない場所だと、葉の色が悪くなったり、徒長してひょろひょろになったりするので、明るい場所を選びましょう。
屋外に出す場合は、春から秋にかけての暖かい時期に、午前中の優しい日差しが当たる半日陰の場所に置くのがおすすめです。急に強い日差しに当てると葉焼けを起こしやすいので、徐々に慣らしていくようにしましょう。
水やり(地植えとプランター)
ガジュマルは乾燥に比較的強い植物ですが、適切な水やりは健康な生育に不可欠です。
- プランターの場合
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。受け皿に溜まった水は、根腐れの原因になるので必ず捨てましょう。冬場は生育が緩やかになるため、水やりの頻度を減らし、土が完全に乾いてから数日後に与える程度で十分です。乾燥気味に管理することで、根腐れを防ぎ、耐寒性も高まります。 - 地植えの場合
基本的に水やりは必要ありません。自然の雨水で十分です。ただし、植え付け直後や、日照りが続くような場合は、適宜水やりをしてあげましょう。
肥料(地植えとプランター)
ガジュマルはそれほど多くの肥料を必要としません。
- プランターの場合
春から秋の生育期(5月~9月頃)に、緩効性化成肥料を2か月に1回程度、または液体肥料を2週間に1回程度与えます。与えすぎは根を傷める原因となるので注意が必要です。冬場は生育が止まるので、肥料は与えないでください。 - 地植えの場合
基本的に肥料は必要ありません。もし与える場合は、春先に緩効性肥料を少量与える程度で十分です。
植え替え(地植えとプランター)
ガジュマルは比較的生長が早いので、定期的な植え替えが必要です。
- プランターの場合
1~2年に1回程度、根詰まりを起こしているようであれば植え替えを行いましょう。鉢底から根が出ていたり、水やりの際に水の吸収が悪くなったりしたら、植え替えのサインです。植え替えの適期は、生育期である5月~7月頃です。
鉢から株を抜き、古い土を軽く落として、一回り大きな鉢に新しい観葉植物用の土で植え付けます。根を傷つけないように優しく扱いましょう。 - 地植えの場合
ガジュマルを地植えすることは一般的ではありません。もし、広い場所で育てる場合は、成長に合わせて定期的に剪定を行い、樹形を整えることが重要です。
剪定(地植えとプランター)
ガジュマルは剪定を行うことで、樹形を整えたり、通気性を良くしたりすることができます。
- プランターの場合
生育期である春から夏にかけて(5月~9月頃)が剪定の適期です。伸びすぎた枝や、混み合った枝、枯れた枝などを剪定します。葉を多く残しすぎると、日当たりや風通しが悪くなり、病害虫の原因になることもあります。剪定することで、新しい芽が出てきて、より密度の高い樹形になります。 - 地植えの場合
地植えのガジュマルは非常に大きくなるため、樹形を維持したり、安全を確保したりするために、専門家による剪定が必要になる場合があります。
ガジュマルの育て方:詳細
ここからは、ガジュマルをより深く楽しむための詳細な育て方をご紹介します。
種まき
観葉植物として流通しているガジュマルは、挿し木や取り木で増やされることがほとんどですが、もし種を入手できれば、種まきから育てることも可能です。ただし、屋内でガジュマルが実をつけることは稀で、種を入手する機会は少ないかもしれません。
種蒔きの時期
ガジュマルの種まきは、気温が安定して暖かい時期、具体的には25℃前後が続く5月~7月頃が適しています。
種まきの準備(用土、容器、必要な道具、その他)
用土
清潔で水はけの良い土を選びます。種まき用土や、赤玉土小粒とバーミキュライトを等量混ぜたものなどが適しています。
虫などが心配な方はハイドロカルチャーもおすすめです!
容器: 育苗箱や、育苗ポット、または底に穴の開いた浅い容器など。清潔なものを使用しましょう。
必要な道具: 霧吹き、ピンセット、割り箸など。
その他: 必要であれば、腰水用の容器。
種まきの手順(初心者でも分かり易いように詳しく)
- 用土の準備
用土を容器に入れ、軽く湿らせておおまかに平らにならします。 - 種まき
ガジュマルの種は非常に小さいので、ピンセットなどを使って、用土の上に均等にばらまきます。種が隠れるか隠れないか程度に、薄く土をかぶせるか、覆土しない「好光性」の種なので、そのままにしても大丈夫です。 - 水やり
霧吹きで優しく水を与え、種と土を密着させます。種が流れてしまわないように注意しましょう。 - 管理
乾燥させないように、ラップやビニール袋などで容器を覆い、明るく暖かい場所(直射日光は避ける)に置きます。適度な湿度を保つために、時々換気を行いましょう。底面給水(腰水)で管理するのも効果的です。
発芽とその後(地植えとプランター)
発芽
発芽には数週間から数か月かかることがあります。発芽適温が保たれていれば、比較的発芽率は高いです。
プランターの場合
発芽して本葉が数枚出てきたら、混み合っている部分を間引いて、丈夫な苗を選びます。その後、本葉が4~5枚になったら、個別の育苗ポットや小さな鉢に植え替えます。根を傷つけないように慎重に行いましょう。
地植えの場合
種から直接地植えすることは稀ですが、もし行う場合は、十分に苗が育ってから、温暖な時期に植え付けます。
植え付け(植え付けの方法と時期(地植えとプランター))
観葉植物としてガジュマルを育てる場合は、購入した苗を鉢に植え付けることがほとんどです。
- 植え付けの時期: 生育期の5月~9月頃が最適です。特に、気温が安定している5月~7月がおすすめです。
- 植え付けの方法(プランターの場合)
- 鉢の準備
株の大きさに合わせて、一回り大きな鉢を選びます。鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を敷きます。 - 用土の準備
観葉植物用の培養土が手軽で便利です。ご自身で配合する場合は、赤玉土7割、腐葉土3割程度の水はけの良い土が適しています。 - 植え付け
ポットから株を優しく抜き、根鉢を崩さないように鉢の中央に置きます。根鉢の周りに新しい土を入れ、棒などで軽く突きながら隙間なく土を入れます。鉢の縁から2~3cm下まで土を入れると、水やりがしやすくなります。 - 水やり
植え付け後は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。
- 鉢の準備
- 植え付けの方法(地植えの場合)
ガジュマルを地植えするのは、沖縄などの温暖な地域に限られます。それ以外の地域では冬越しが難しいため、基本的にプランターでの管理をおすすめします。もし地植えする場合は、日当たりと水はけの良い場所を選び、根がしっかり張るように植え付けます。
日々の管理
ガジュマルは手がかからない植物ですが、日々のちょっとした手入れで、長く元気に育てることができます。
水やり(地植えとプランター)
- プランターの場合
先にも述べましたが、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。季節によって頻度を調整しましょう。
- 春~秋(生育期)
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。土の乾燥具合は、指で触ってみたり、鉢を持ち上げて重さを確認したりすると良いでしょう。 - 冬(休眠期)
生育が緩やかになるため、水やりは控えめにします。土が完全に乾いてから2~3日経ってから与える程度で十分です。乾燥気味にすることで、耐寒性が増します。
- 春~秋(生育期)
- 地植えの場合: 基本的に水やりは不要ですが、夏季の猛暑や長期間の乾燥が続く場合は、土の様子を見て水を与えてください。特に、植え付けたばかりの若い株は、根が張るまで水切れに注意が必要です。
肥料(地植えとプランター)
- プランターの場合
- 生育期(春~秋)
緩効性化成肥料を2か月に1回程度、または液体肥料を2週間に1回程度与えます。液体肥料は規定の倍率に希釈して与えましょう。 - 休眠期(冬)
肥料は与えません。 - 注意点
肥料の与えすぎは、根焼けの原因になりますので、必ず規定量を守りましょう。元気がないからといって、過剰に与えるのは逆効果です。
- 生育期(春~秋)
- 地植えの場合: 基本的に肥料は不要です。土壌が痩せていると感じる場合や、より大きく育てたい場合は、春先に有機肥料を少量施す程度で十分です。
剪定(地植えとプランター)
剪定はガジュマルの健康と美しさを保つために重要です。
- プランターの場合
- 時期
春から秋の生育期(5月~9月頃)が適期です。 - 目的
樹形を整える、風通しを良くする、病害虫の予防、新芽の発生を促す。 - 方法
伸びすぎた枝、絡み合った枝、枯れた枝、葉が密集している部分などを剪定します。剪定する際は、清潔なハサミを使用し、切り口から雑菌が入らないように注意しましょう。剪定することで、脇芽が出てきて、より多くの葉を茂らせることができます。
- 時期
- 地植えの場合
地植えのガジュマルは非常に大きくなるため、一般家庭での剪定は難しい場合があります。必要であれば、造園業者などの専門家に依頼することをおすすめします。専門的な知識と道具が必要となることもあります。
置く場所(地植えとプランター)
- プランターの場合:
- 屋内
明るい窓辺が最適ですが、直射日光が当たる場合はレースのカーテンなどで遮光しましょう。エアコンの風が直接当たる場所は、葉が乾燥して傷みやすいので避けてください。また、急激な温度変化も好まないため、玄関など温度差の激しい場所も避けた方が無難です。 - 屋外
春から秋にかけての暖かい時期であれば、屋外で管理することも可能です。ただし、半日陰で風通しの良い場所を選びましょう。急な直射日光は葉焼けの原因になります。気温が10℃を下回るようになったら、室内に取り込みましょう。
- 屋内
- 地植えの場合
地植えは基本的に暖かい地域に限られます。日当たりが良く、水はけの良い場所を選びましょう。将来的に大きくなることを想定して、周囲の建物や配管に影響がないか確認することも重要です。
種の採取と保存
ガジュマルは実をつけることが稀ですが、もし実がなったら、種の採取に挑戦してみるのも良いでしょう。
種の採取方法
ガジュマルの実が熟すと、赤色や紫色になります。実が柔らかくなったら、収穫のサインです。
- 実を収穫
熟した実を優しく摘み取ります。 - 果肉を取り除く
実を水に浸して柔らかくし、手で揉みながら果肉を洗い流します。種は小さく、果肉の中に埋もれているため、丁寧に洗い流しましょう。 - 乾燥
きれいに洗い流した種をキッチンペーパーなどの上で広げ、風通しの良い日陰で十分に乾燥させます。カビの発生を防ぐため、完全に乾燥させることが重要です。
種の保存方法
完全に乾燥させた種は、密封できる容器に入れ、冷暗所で保存します。冷蔵庫の野菜室などが適しています。
乾燥剤を一緒に入れておくと、より良い状態で保存できます。適切に保存すれば、数年間は発芽能力を保つことができますが、できるだけ早めに使用することをおすすめします。
病気、害虫の注意点
ガジュマルは比較的病害虫に強い植物ですが、全くつかないわけではありません。日々の観察が大切です。
- ハダニ
乾燥した環境で発生しやすいです。葉の裏に小さな点々が見られたり、蜘蛛の巣のようなものが張っていたらハダニの可能性があります。見つけたら、葉の裏に水をスプレーしたり、濡らした布で拭き取ったりして除去します。ひどい場合は、専用の殺虫剤を使用します。 - カイガラムシ
葉や茎に白い綿のようなものや、貝殻のようなものが付着していたらカイガラムシの可能性があります。植物の汁を吸って株を弱らせるだけでなく、排泄物でスス病を誘発することもあります。見つけたら、歯ブラシなどでこすり落とすか、数が多ければ薬剤を散布します。 - アブラムシ
新芽や若い葉に群がることがあります。見つけたら、水で洗い流すか、ガムテープなどで取り除くか、専用の薬剤を使用します。 - 病気
葉が変色したり、カビが生えたりすることがありますが、多くの場合、水やりの過不足や日照不足など、環境が原因です。適切な管理を行うことで、病気のリスクを減らすことができます。
予防が最も重要です。 日頃から葉の表裏をよく観察し、風通しを良く保つことで、病害虫の発生を抑えることができます。また、新しい植物を購入する際は、病害虫がいないか確認し、しばらくは他の植物と離して管理する「隔離」を行うと安心です。
犬との注意点(ドッグラン含む)
わんちゃんと一緒に暮らしている方にとって、植物選びは大切なポイントですよね。ガジュマルは、犬にとって比較的安全な植物とされていますが、いくつか注意点があります。
- 毒性
ガジュマルは、クワ科の植物に含まれる白い樹液(乳液)に、微量の毒性があると言われています。この樹液が犬の皮膚に触れると、かぶれたり、口に入ると軽度の胃腸の不調(嘔吐や下痢)を引き起こす可能性があります。ただし、重篤な症状になることは稀とされています。 - 誤食対策
わんちゃんが葉や幹をかじってしまう可能性を考慮し、犬の届かない場所に置くのが最も安全です。特に子犬は好奇心旺盛なので注意が必要です。 - 剪定時の注意
剪定した枝や葉は、わんちゃんが口にしないよう、すぐに片付けましょう。剪定時に出る樹液にも注意し、わんちゃんが触れないように配慮してください。 - ドッグランでの注意(地植えとプランター)
- 地植え
ドッグランにガジュマルを地植えすることは、ほとんどないと思いますが、もし植える場合は、わんちゃんが近づかないようにフェンスなどで囲うなどの対策が必要です。成長すると広範囲に根が張る可能性があり、わんちゃんの遊び場には不向きです。 - プランター
プランターで育てているガジュマルをドッグランに持ち込む場合も、わんちゃんが倒したり、かじったりしないよう、安全な場所に置くか、わんちゃんが届かない高さに設置するなどの工夫が必要です。一時的に置く場合でも、目を離さないようにしましょう。
- 地植え
結論として、ガジュマルは犬にとって致死的な毒性はありませんが、念のため犬が口にしないように管理するのが賢明です。万が一、口にしてしまった場合は、量にもよりますが、様子を見て異常があれば獣医師に相談しましょう。
ガジュマルQ&A(地植えとプランター)
Q1. ガジュマルの葉が落ちてしまうのですが、どうすれば良いですか?
A. ガジュマルの葉が落ちる原因はいくつか考えられます。
- 水不足
土が乾燥しすぎていると、葉がしおれて落ちることがあります。水やりをしっかり行いましょう。 - 水のやりすぎ(根腐れ
逆に、常に土が湿っていると根腐れを起こし、葉が黄変して落ちることがあります。鉢底皿に水が溜まっていないか確認し、土が乾いてから水やりをするようにしましょう。 - 急激な環境変化
購入直後や、置き場所を大きく変えた場合など、環境の変化にストレスを感じて葉を落とすことがあります。これは生理現象なので、適切な管理を続けていれば落ち着きます。 - 日照不足
暗すぎる場所に置いていると、光合成が十分にできず、葉が落ちることがあります。明るい場所に移動させましょう。 - 寒さ
ガジュマルは寒さに弱いので、冬場に気温が低すぎると葉を落とします。暖かい場所に移動させ、水やりを控えて乾燥気味に管理しましょう。
Q2. ガジュマルを大きくしたいのですが、どうすれば良いですか?
A. ガジュマルを大きく育てるには、いくつかのポイントがあります。
- 適切な植え替え
根詰まりを起こすと成長が阻害されるため、1~2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。 - 十分な日当たり
明るい場所で育てることで、光合成が活発になり、大きく成長しやすくなります。ただし、真夏の直射日光は避けてください。 - 適切な水やりと肥料
生育期には、水と肥料を適切に与えることで、成長を促進できます。ただし、与えすぎは禁物です。 - 通気性
風通しの良い環境は、健康な成長に繋がります。密閉された空間は避けましょう。 - 剪定
剪定することで、脇芽が伸び、枝数が増えて全体的にボリュームアップします。
Q3. ガジュマルの幹がひょろひょろとして、しっかりしません。
A. ガジュマルの幹がひょろひょろしている場合、主に日照不足が原因として考えられます。植物は光を求めて徒長し、間延びした姿になります。
- 明るい場所に移動
レースのカーテン越しの光が当たるような、明るい場所に移動させましょう。 - 剪定
ひょろひょろになった部分を剪定することで、そこから新しい脇芽が出て、よりしっかりとした枝が育つ可能性があります。 - 適度な風
適度な風に当てることも、幹を強くするのに役立ちます。ただし、強すぎる風は避けましょう。
Q4. ガジュマルの気根をもっと伸ばしたいのですが?
A. ガジュマルの魅力の一つである気根を伸ばすには、いくつかの方法があります。
- 高い湿度
気根は湿度が高い環境で伸びやすくなります。霧吹きでこまめに葉水を与えたり、加湿器を置いたりすることで、湿度を高めましょう。 - 高い場所から垂らす
高い場所から気根を垂らすことで、地面に到達しようとして、より長く伸びる傾向があります。 - 水を入れた容器を下に置く
気根の先に水を入れた容器を置くと、その水を求めて伸びやすくなります。
Q5. 冬場の管理で特に気を付けることはありますか?
A. ガジュマルは寒さに弱いので、冬場の管理は非常に重要です。
- 室内に取り込む
最低気温が10℃を下回るようになったら、必ず室内に取り込みましょう。 - 暖かい場所
窓際など、冷気が直接当たる場所は避け、部屋の中央など暖かい場所に置きます。 - 水やりを控える
冬は生育が止まるため、水やりは土が完全に乾いてから数日経ってから与える程度に控えます。乾燥気味に管理することで、根腐れや寒さによるダメージを防ぎます。 - エアコンの風を避ける
エアコンの温風が直接当たると、葉が乾燥して傷みやすくなります。 - 湿度
空気が乾燥しがちなので、霧吹きで葉水を与えたり、加湿器を使用したりして湿度を保ちましょう。
まとめ
ガジュマルは、そのユニークな樹形と生命力の強さから、観葉植物として非常に魅力的な存在です。沖縄の「キジムナー」が宿るという言い伝えも、ガジュマルの神秘性を高めていますよね。初心者の方でも比較的簡単に育てることができ、日々の成長を楽しめるのが大きな魅力です。
日当たり、水やり、肥料、剪定、そして植え替えといった基本的な管理を適切に行うことで、ガジュマルはあなたの家で長く、健康的に育ってくれます。わんちゃんと暮らしている方は、口にしないように置き場所に注意が必要ですが、適切に管理すれば安心して楽しめます。
ぜひこの機会に、あなただけのガジュマルを育ててみませんか?きっと、あなたの生活に癒しと潤いを与えてくれるはずです。ガジュマルの力強い生命力から、きっとあなたも元気をもらえることでしょう。そして、あなたとガジュマル、そしてわんこの素敵なガーデンライフが始まることを願っています!
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